検索クエリとは、検索サイトを使うユーザーが、検索をするときに使用した言葉やフレーズのことを指します。
例えば、ヘアサロンへ行きたいと思った時にGoogleで検索をするとします。
その時にはGoogleの検索窓で「ヘアサロン 大阪」といった言葉を打ち込んで検索すると思います。
この時の「ヘアサロン 大阪」が検索クエリになります。
クエリの分類
検索クエリは以下の分類が出来ると言われています。
- トランザクショナルクエリ
- インフォメーショナルクエリ
- ナビゲーショナルクエリ
取引型とも言われるこのクエリは、ユーザーが何をしたいかすでに決まっているクエリのことをいいます。
例えば、
- 商品が買いたい
- 資料請求をしたい
- 会員登録したい
- 音楽をダウンロードしたい
- 動画を見たい
といった、ユーザーが何かをしようと思って検索をしているクエリになります。
もっと具体的なクエリの例としては
- カリグラフィー講座 資料請求
- フィギュアスケート 動画
- イヤホン 通販
などのクエリが該当します。このクエリを使用するユーザーは何かをしたいという目的がはっきりとしているため、自分の求める商品やサイトがあればかなりの確率で行動を起こしてくれます。
情報収集型とも言われるこのクエリは文字通り情報を集めようとしているユーザーが検索するクエリになります。
例えば、
- カメラ 価格
- 保険 比較
- ロコモコ レシピ
- YouTube 再生できない
このようなクエリが該当します。これらのクエリを使うユーザーの目的はその情報を集めることが多いため、満足をしたらそのままサイトから去ってしまう場合もあります。
案内型とも言われるこのクエリは、特定のサイトへ行こうと思っているユーザーがサイトを探すために使うクエリです。
例えば、
- ウィキペディア
- ニコニコ動画
- 楽天市場
- YouTube
このようなクエリが該当します。基本的にはオフィシャルサイトだったりですが、必ず特定のサイトの名前やお店などの名前が入っています。
クエリとコンテンツ
これらのクエリは分類によって作るべきサイトのコンテンツが変わってきます。
ユーザーがどのような意図で検索をしているか知ることで、より的確なコンテンツを作ることが出来ます。
インフォメーションクエリを狙う通販サイトはなかなか商品購入につながらないかもしれません。通販サイトならばトランザクショナルクエリを狙うべきでしょう。
このように、ユーザーの意図に合わせたコンテンツ作りを行うにはクエリが大変重要になります。