年末年始からずっと騒がれているペンギンアップデート…。つい先日も実装されたか!?と思いきや違ったアップデートでしたね。 そんなこんなで振り回されているこのテーマで今回はコラムをお届けします!
アップデートには色々な種類があって全部説明をしていたらコラム終わらなくなっちゃうので、1人1つ、自分が興味を持ったアップデートを紹介します。
いいですか?
それでは!コラムスタートです☆
クオリティアップデート
担当者:つじさん今回私がご紹介するアップデートは「クオリティアップデート(Quality Update)」です。
クオリティ?クオリティー?なんて、このへんの記述方法に色々あるみたいですが私はクオリティを選びます(どうでもいい)
2015年5月辺りに検索結果に大きな変動が見られました。SEOに関わっているなら少なくとも何だこの動き…ってなった方も多かったのでは?パンダアップデートが行われたのではないか、と疑われたこの変動ですが、この時期実際に行われていたのがこの「クオリティアップデート」でした。
ではどんなアップデートだったのでしょうか?
名前からもなんとなく想像は付きますが、サイトのコンテンツ品質に関するアップデートです。コンテンツがしっかりとしているサイトを評価して上位に、そうではないコンテンツを持つサイトの評価を見直し、順位を下げる、というような仕組みが取られているようです。
品質関連のアップデートと言えばパンダアップデートが有名ですが、パンダアップデートとクオリティアップデートには大きな違いがあります。
まず、両者とも「コンテンツの品質に関わるアップデート」という点は同じです。先ほど言った、コンテンツがしっかりしていないサイトというのがどのようなサイトを指すかなども似通っています。
では違いは何かというと、アップデートで対象となる範囲です。
パンダアップデートはある特定のサイトを狙って意図的に仕掛けるようなアップデートです。サイトのコンテンツが低品質だ!と思うサイトをGoogleは狙い撃って順位を操作します。
しかし、クオリティアップデートは検索結果の判定そのものに組み込まれたため、狙い撃つと言うよりは普段の検索結果に対するコンテンツの評価基準を見なおした、といった方がしっくりきます。
しかし、コンテンツ品質に関してGoogleが何らかの評価改善をしたことには変わりありません、サイトコンテンツを見直すいい機会となったかもしれないですね。
ではでは、ここでもう一つ。低品質なコンテンツとか、コンテンツがしっかりとしているってどういうこと?という点をお話します。
Googleがこのアップデートやパンダアップデートでどんな品質を評価しているか等ははっきりとはわかりませんが、アップデートのタイミングで順位が上がったり下がったりしたサイトから、どんなサイトが低品質と判断されるかを見てみましょう。
- 動画と広告だけしかないページ
- 人のサイトのコンテンツをたくさん持ってきてるサイト
- フォントが小さいとか、リンクが多いとか…昔ながらの使いづらいサイト
- けっこうどうでもいい内容が綴られてるサイト
などなど…「ユーザーにとって欲しい情報がわかりやすく提示されているかどうか」が重要になっているように感じます。
このコンテンツの品質に関してはアップデートだけでなくGoogleが大切にしていることの一つでもあります。もちろん、私達もサイトユーザーさんの事を考えたら一番に考えておきたい内容でもあります。
この辺、コンテンツについては私の意見をこちらでも色々書いています。興味があったら…読んでもらえると、う、嬉しいなぁ…(^o^)
ドアウェイアップデート
担当者:おかもっさん
決してタイムリーな話題ではないのですが、ドアウェイアップデート(ドアウェイページアルゴリズム)の事について調べてみました。
なぜ今調べようと思ったのかといいますと、以前業務で関わっていた案件がまさにドアウェイページ満載だったことや、周りにアフィリエイトサイトを運営している友人も居るため個人的に調べてみたかったからです。
まず、このアップデートは昨年の3月にGoogleさんから公表されました。(英語わかんない)
ぱっと見てよくわかりませんでしたがどうやら「検索順位向上だけのために作られた誘導ページを対処するためのアルゴリズム更新を実施します。」とのことでした。
私はまずドアウェイページとは?となりました。
調べたところ何らかを紹介しているコンテンツを記載し、特定のページにリンクを繋げて順位向上を図っているサイト・ページの事だそう。
当時「誘導ページ」を対象にしたドアウェイアップデートを導入されてしまうと聞いたアフィリエイターは「アフィリエイトサイトが全滅してしまうのでは?」と困惑したとのこと。
ですが何やらこの誘導ページ、アフィリエイトサイトが対象というわけではなかったようです。
ドアウェイページの対象になったとされるサイトは大まかに2種類。
- リンク設置をすることだけを目的として作られたサテライトサイト
- 他のサイトと内容があまり変わらないコピペ記事で出来たサイト
もちろんどちらも「特定の商品ページへリンクしている」という条件付きです。
上記に挙げたような商品ページへの誘導・順位向上のみを目的としたサイトはその他のアップデートにもつながりますが、決していい評価にはつながりません。
正直未だにこの誘導ページに関しては不明確な事が多いので言い切る事はできません。
ですが、少なくとも「完全にSEO目的のみの質の低いサイト」や、「コンテンツ内容がコピペ記事ばかりを記述したサイト」より、「ユーザーの役に立つ情報やオリジナルコンテンツを記述しているサイト」がいいに決まっています。
ていうかもう最初からユーザビリティを考慮している・定期的な更新・全てがオリジナルコンテンツ等、理想形のサイトにしておけば、突然のアップデートの際も余裕を持っていられるはずなんですけどね。
今回私が紹介した「ドアウェイアップデート」は過去のアップデートではありますが今後どのような動きがあるかわかりません。
いざというときにも今から対策しておいてもいいですね。
パイレーツアップデート
担当者:きょん前回のコラムではペンギンアップデートについて触れました! ペンギンは外部リンクの質を評価するアルゴリズムなのに対して、今回ご紹介するのはサイトのモラルを評価する『パイレーツアップデート』と呼ばれるアルゴリズムです。
パイレーツアップデートとは一言でいうと著作権に関するアルゴリズムになります。 ネーミングは有名な某盗賊映画からとったのでしょうか…? 著作権を侵害していると言えるサイトの評価を下げるのがこのアルゴリズムですが、著作件侵害をしているサイトの判断として、具体的な内容として2つご紹介したいと思います。
今やネットで様々な情報が簡単に手に入り便利になった反面、盗作等の問題が懸念されてきました。そこでGoogleは専用のオンラインフォームを設けて、著作権に関する申し立てを出来るようになりました。 報告が多いサイトやGoogleが違法だと判断したサイトは順位が一気に下がる、若しくはインデックスすらされなくなるのです。 ページ自体は削除されないので個人レベルの盗作問題などはサイトの管理者などに削除してもらうのが手っ取り早いかもしれませんね! 逆に、悪意はなくても自分が加害者になる可能性も勿論ありますよね。 今は著作権フリーなどのコンテンツも充実してるのでそちらを活用するのもオススメです。 ちなみにフォームはこんな感じになってます。

申告制でGoogleに報告するのと同時に施行されたのが、違法にアップロードされてるコンテンツに対してペナルティを与えるものです。
一般的によく検索されるのが「ダウンロード(downroad)」や「無料(free)」といった映画や音楽のコンテンツですが、実際に検索した際に正規に視聴できるサイトや購入できるサイトを上位に表示させることにしました。
また、実際に『映画』と検索すると、
個人的に進撃の巨人がすごく気になりますが…置いといてw
これら10件の候補が出てきます。
過去に自分が検索したワードが優先的に出てきますが、初めて検索した際などは他のユーザーが実際に多く検索されているものが表示されます。
こちらから選択して検索した場合も著作権に違法しているサイトに繋がらないようになっているのです。
上記のような違法をしているサイトの評価を下げるのが今回お話したパイレーツアップデートです。Googleに違反申請が多かったサイト等が対象になっているようです。
ただこれらのアルゴリズムは完璧ではありません。 違法にアップされて、消されて、落とされて、またアップされてのいたちごっこ状態です。 しかし、コンテンツを作った人が時間をかけて一所懸命つくったものを他人が違法に公開してたら誰でも嫌な気分になりますよね(´・ω・`) Googleはよりよい情報を提供するためにもサイトを作る側にモラルを求めてますっ
他にもGoogleが行ってきたアップデートはたくさんあります。どれもこれもユーザーにとって便利なGoogle!と呼ばれるように行われているアップデートなので、ユーザーにとっては嬉しいアップデートです。
もちろん、サイトマスターのみなさんも、ユーザーにとって便利なサイトを作っているのならば間違いなく嬉しいアップデートなのです。
このコラムもいつ日か、ユーザーさんに喜ばれるようなコンテンツになるように!頑張ります!