記念すべき第10回目のコラムです!素晴らしい!お休みも頂きましたがこのコラムも二桁に突入します!実は途中から漢数字から普通の数字になっているんですが…お気付きでしたか?あ、どうでもいいですね!
そんな素晴らしい10回目はこんなテーマでお送りします。
ここ数回のコラムではサイトのURLについて触れています。その流れで今日はドメインについて少し詳しくなってみました!
それでは、コラムスタートです☆
TLDとは
担当者:おかもっさんドメインについて少しづつ詳しくなっていると信じたい…おかもっさんです。
テーマはTLDについてとのことで、まだふわっとしか理解していない私にとってこの名称は馴染みがありませんでした。
調べたところ、正しい名称はTop Level Domain(トップレベルドメイン)この略称がTLDというようです。
(´-`).。oO(略称だけ見ると某夢の国を思い浮かんでしまいます)
このTLDはwww.google.co.jpのようにドメインを.(ドット)で区切った際、最後尾に来る2、3文字の区分コードの事をいいます。
つまりGoogleさんのドメインなら「.jp」
当ブログのドメイン(beginner-seogirl.com)なら「.com」になります。
さて、今回基礎の基礎から調べてみた所、TLDと結びつきの強いDNSサーバや、ドメイン名が認識される仕組みの解説も必要では?と思ったので軽く解説をしておきます。
DNSサーバとは…Domain Name System(ドメインネームシステム)というシステムが備わった、IPアドレスとドメイン名を管理する為のコンピューター(ソフトウェア)です。
まず、ネットワークではコンピューターでしか認識されないIPアドレスと、現在のテーマであるドメイン名(ホスト名)が存在しています。
IPアドレスのままですとただ数字の羅列で記述しているので人では認識できません。
そんな時、DNSサーバによって人でも認識できるよう、ドメイン名(ホスト名)で別途名前を付けることが可能になります。
この名前をつけたドメインは各階層ごとのコードを.(ドット)で区切っています。
Googleさんでいうと、www「.」google「.」co「.」jpの.(ドット)のことです。
ちなみに、ドメインを認識する際にも決まった順番があります。
たとえば、通常日本人は、前から後ろへ認識していきますよね。
ですがこのドメインの認識方法はアメリカ等、英語圏の方の名前のように後ろから前へと認識されていくのです。
上記を知った上でドメイン=住所として見た場合、最後尾のコードから読み取られていくという事になります。
例えば「東京都」という地域名として大きな括り=「.com」等のTLDとなるわけです。
Googleさんで言えばjp→co→googleみたいな感じで認識されます。
TLDの種類について
担当者:つじさんTLDが何かわかったところで、私からはどんなTLDがあるかを紹介します。
トップレベルドメインはその中でさら分類がされています。それぞれのドメインには実はいろんな意味があり、それによって分類をされているんですね。分類されたドメインによって使い方を間違えると恥ずかしい事に成りかねません!そもそも取得できない場合だってあるのです!
今回はその大まかな分類を2つご紹介します。
「ジェネリックトップレベルドメイン」と呼ばれる「gTLD」はIANAと呼ばれるネット上の管理組織が管理をしているドメインで、分野別トップレベルドメインとも呼ばれるドメインです。
実際にどんなものがあるか見てみましょう!
- .com
- .info
- .net
上記のようなドメインがgTLDに当てはまります。皆さんも見たことある馴染みのあるドメインですよね。
これらのドメインは世界中で誰もが取得できるドメインです。一応どのような分野で使われるべきかという指定はありますが、取得するのに制限はありません。
しかし、このgTLDの中にもこんな使用用途以外じゃ使ったらダメだよ!と言ったドメインも存在します。これを「制限付きジェネリックトップレベルドメイン」と呼び、登録して仕様をするにはガイドラインに従った証明が必要となります。
- .biz「ビジネス専用」
- .name「個人名を表す」
- .pro「弁護士、医師、会計士、エンジニアが使用」
などなど、この辺りが有名な制限付きgTLDになります。
「国別コードトップレベルドメイン」と呼ばれる「ccTLD」は、地域や国が紐付けられたドメインになります。一番有名なのはもちろん「.jp」です!
これは日本で使用するドメインですよーという意味が込められているため、取得が出来るのは日本のみとなります。
他にも、「.us」ならアメリカ、「.uk」ならイギリスと、特定の地域や国がすでに決定づけられているドメインです。
これらのドメインを取得するには各国で違いはあるものの、その国や地域に存在する人でないと取得が出来ません。
どのドメインを使うと有利、といったことはありませんが、少なからずドメインもSEOに関係があります。
というのも、Googleの検索結果は地域によって表示される結果が変わるからです。
例えば、「sample.com」というドメインがアメリカの検索結果に表示されていても不思議ではありませんが、「sample.jp」という日本のページがアメリカで表示されるのはちょっとおかしな話ですよね。Googleもそれはわかっているので、もちろんドメインを見て表示させる国を決めたりもします。
日本で表示させたいサイトを作るのであれば、「.us」ではなく「.jp」を取得しないといけない、ということになります。
ccTLDの場合はその考え方で大丈夫ですが、gTLDの場合はどうでしょうか?
誰でも取得が可能なドメインであるため、様々な国の人に見てもらいたい時にはぴったりのドメインです。
gTLDを特定の国向けに指定をしたければ、Google search Consoleから国の指定をすることが出来るため問題はありません。
普段何気なく見ているドメインですが、国や地域のことまで考えてみるとまた違った見方が出来るかもしれません。
インターネットを見ていてもサイトのURLまでしっかりと見たことはあるでしょうか?実はURL1つとってもいろんな情報が詰め込まれているんです。逆を言えば、URLを作る時はそういう意味までしっかりと考えた上でドメインを決めていきたいところですね。