前回に引き続き、今回もタグについて色々と調べてみました。これまた今回はSEOをやっているなら馴染みのあるタグをご紹介します。
metaタグの中でも今回取り上げるのは「meta descriptionタグ」と「meta keywordsタグ」についてです。この2つのタグはSEOにも関わるタグなので、最適化出来るようにしておきたいところです。
では、コラムで見ていってみましょう☆
meta descriptionタグ
担当者:つじさん私が紹介するのは「meta descriptionタグ」です。こちらもSEO対策に必要なタグの紹介で取り上げましたので詳しい書き方はそちらを見てもらうことにします。
今回はおさらいとして使い方を少しと、このタグの重要性を書こうと思います。
meta descriptionタグはそのページの概要を書くためのタグです。このページにはおおまかにこんな内容の事が書いてありますよ、とGoogleやユーザーに知らせるためのタグとなります。
タイトルタグと同様、<head>タグ内に設置をします。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <link rel="canonical" href="http://beginner-seogirl.com/" /> <title>SEO初心者女子がゆく</title> <meta name="description" content="初心者SEO女子によるSEO初心者の為のお勉強サイトを作りました!今さら聞けない基本からちょっと背伸びした対策までを勉強しつつもわかりやすくご紹介します。気軽に楽しめるSEOサイトを目指しますのでぜひお楽しみください!" /> <meta name="keywords" content="SEO,初心者,SEO女子,勉強" />
上記のような場所に設置をします。これはタイトルタグの時と同じ部分を抜粋していますが、どれがdescriptionタグかわかるでしょうか?
descriptionタグは全角120文字以内での記述をします。それ以上の文字数になると、検索結果で表示をされた際に途切れてしまうからです。確かにそれ以上の文字数あると、長くなりすぎて概要と呼べないかもしれませんね。
対策をしたいキーワードはこのタグの中に含めるようにしましょう。サイトのテーマ性を高めることに繋がります。
タイトルタグと同じように、ページごとの内容を紹介するタグなのでコンテンツが違う他のページに全く同じdescriptionを使用するのはおかしいです。その為、他のページと重複しないように設置をしていきましょう。もしもシステムの問題などで個別に設定ができない場合は、設置をしない方がいいかもしれません。
descriptionタグを設置しているからといって、必ず順位があがるわけではありません。descriptionと大きく関わりがあるのは順位ではなく、クリック率です。
ここでも話していますが、descriptionは検索結果のスニペットに表示されることがあります。
このスニペットは検索をしたユーザーが欲しい情報を探すために見る重要な部分です。サイトのタイトルはもちろん、スニペットに書いてある内容を元に見たいサイトを選びます。その為、ページの内容をより分かりやすく魅力的な文章で書くことが出来れば、ユーザーを自分のページヘと導くことが出来ます。
例えば、このサイトがスニペットに表示された時に、
だと何について書かれているサイトか全く分かりません。タイトルから何となくSEOについて書かれてるんだろうな…ということくらいしか分かりません。これではユーザーも「このサイトを見たい!」とは思いませんよね。
こちらならどうでしょうか?これは今のこのサイトのdescriptionです。このサイトが初心者のためのサイトであること。基礎から応用まで取り扱っていること、など情報を簡潔にまとめているつもりです。これなら「このサイトなら初心者の私でもわかるかも…」と思ってもらえそうじゃないですか?(願望)
しかしながら、このスニペットは必ずしもdescriptionが反映されるとは限りません。それは、検索結果は「検索クエリ」によって最適化されるからです。
ユーザーが検索したキーワードにより適した部分がスニペットへ来るように、Googleはページの中から勝手に文章を引っ張ってきたりします。自分のサイトがターゲットにしているクエリで書き換えが起こらないよう、よりわかりやすいdescription作成を心がけたいですね。
meta keywordsタグ
担当者:おかもっさんコラムの主題であるmetaタグの中で、私はmeta keywordsタグについて調べました。
meta keywordsタグとはこちらのタグのこと。
meta keywordsタグは検索エンジンの為に存在しているとも言われているタグなのですが、実際のところSEO的な効果はどうなんでしょう?
今回はこのタグにはどんな意味があって、どのように記述するのか、更には最新のSEO事情等も解説していきます。
まずこのタグの名称であるmeta keywords…meta keywordsタグはその名の通り、キーワードを記述します。
更にmeta keywordsとあるように複数形であることがわかりますね。このmeta keywordsタグはページ内の情報をいくつかのキーワードで記述します。
サイトの情報をわかりやすく単語で記述したmeta keywordsタグを設置することで、検索エンジンのクローラーがキーワードを読み取り「何のためのページか」を理解してくれるのです。
書き方としては簡単で、このようにサイトの情報がわかるキーワードを,(半角カンマ)で区切って記述します。
<meta name="keywords" content="メインキーワード1,サブキーワード" />
さらに言えば重要なキーワードは左側に詰めて書くのが適切だといわれています。
このサイトだとメインの「SEO」という重要なキーワードを一番左に記述しておくことでクローラーはすぐに「SEOのサイトなんだ!」と理解してくれます。
かといってキーワードの詰め過ぎはよくありません。
理由としてはキーワードを多く書きすぎることで一番メインのキーワードが曖昧になってしまうから。
クローラーも各キーワードを汲みとってくれるんですが沢山書かれると混乱してしまい、一番重要なキーワードがわからなくなってしまうのだと思います。
このため、記述するキーワードは5個以内が適切だと言われています。(理由はぜひ調べてみてください♪)
さらにはキーワードを必要以上に詰め込むとGoogleがソース内に不自然なキーワード群がある=スパムだ!と判断してしまい、検索順位が下がってしまう可能性もあるので要注意です。
meta keywordsタグは更にNGな記述があります。
<meta name="keywords" content="SEO,初心者,SEO女子,勉強," />
一見問題無いように見えますが、この書き方は適切ではありません。
よく見ると最後のキーワードの後ろに,(カンマ)がついてしまってますね。
クローラーはカンマを基準にキーワードの個数を認識しているのでこの場合だと5つ目のキーワードはどこ!?と探してしまうんです。
そしてこちらもNGです。
<meta name="keywords" content="SEO対策についてのブログ" />
こちらは何がダメなのかというと、キーワードが単語じゃないということです。
meta keywordsタグの正しい記述は「SEO」「ブログ」と単語として成り立つキーワードです。
なのでもし、ケーキのレシピを掲載しているサイトにmeta keywordsタグを設置するなら「ケーキの簡単レシピ」を単語に分けて「ケーキ」「レシピ」「簡単」といった感じで記述するのがベストかと思います。
今回最新事情も調査したのですが、実は検索エンジンの為のタグと言われていたmeta keywordsタグですが検索順位の要因には入っていないそうです!
とはいっても依然ソース評価の対象の一つではあることには変わりないはずです。
なので設置をすることでマイナスにはなりませんし、今後SEOの傾向が変わる可能性も無きにしもあらずです。
確実なSEO対策をするなら設置しておいた方が安心ですね。
他にもmetaタグはありますが、今回はこの2つのタグを取り上げてみました!SEOにも関わる重要なタグでもありますし、サイト内を最適化するためには見ておきたいタグです。