9月に入り徐々に暑さが和らいできました。それでも暑さが苦手なつじは毎日日差しを避けて歩いています。
日傘はちゃんと持って歩いているので!女子力は向上してますよ…!
本日のコラムは諸事情によりおかもっさんはお休みのため、つじ一人でお送りいたします。そんな今回はこちらもホットな話題!
前にコラムで紹介したモバイルフレンドリーですが、どうやら最近になって動きがあったようです。スマホが普及している今逃せない情報!早速コラムでお伝えします!
それでは、コラムスタートです☆
スマホ対応ラベルが消えた!?
年明けのコラムでも紹介しているスマホ対応ラベル。このラベルは「モバイルフレンドリーなサイト」がスマホ検索の結果に表示されるときに、検索結果画面に表示されていたラベルを言い。このラベルについての詳しい内容は過去のコラムとこちらのコラムを読んでみてくださいね。
このラベルですが、どうやら8月の末には検索結果から姿を消したようです。
実際に現在の画面を見てみましょう。
本当だ!ラベルが消えている!
残念ながら同じ画面でスマホ対応ラベルがあった画像が無いので比べる対象が無いのですが、こちらを見ていただくとどこのどのラベルが消えたかは一目瞭然かと思います。
このように、Googleはスマホの検索画面からスマホ対応ラベルの表示をなくしました。スッキリとしたようにも見えますが、みなさんはどう感じるでしょうか?
現在非常に多くのサイトがモバイルフレンドリーなサイトとなっています。なんでも85%はモバイルフレンドリーなのだとか。であれば、あえてスマホ対応しているよ~という指標を設けなくても、ほとんどのサイトはストレスフリーで見えるであろう、とGoogleは判断したようですね。
ラベルが表示されなくなったとはいえ、依然としてモバイルフレンドリーは検索結果の表示順位を決める要因の1つであることには変わりません。今まで通りモバイルフレンドリーテストに合格しない場合はGoogleからモバイル対応しているサイトだと認めてもらえず、順位を下げられてしまう可能性は大いにあります。
表示が無くてもしっかりとスマホ対応はしておきましょう!
インタースティシャルがついにアルゴリズムに
インタースティシャルとはこちらのコラムでも少し触れていますが、スマホサイトにアクセスした際に、コンテンツを覆うようにポップアップで広告等を表示させるシステムのことを言います。
これですね。
元々アプリの購入を促すようなものをインタースティシャルとして使用している場合はモバイルフレンドリーが認められず、ランキングも下がってしまうようなアルゴリズムが組まれていたのですが、今回はアプリだけでなく、「インタースティシャル」すべてを対象として、使用している場合は評価を下げるアルゴリズムが導入される運びとなりました。
導入の時期は2017年の1月からのようです。このアルゴリズム変更により、アプリ購入を促すものだけでなくインタースティシャルを使用しているサイトはGoogleからの評価が下げられるようになります。
しかし、中には例外となるものも存在しています。それは下記のようなインタースティシャルです。
- 法的な義務に対応するためのもの(年齢確認等)
- コンテンツ公開をしておらずログインを促すようなもの
- 妥当な大きさを占めていてすぐに消せるもの
まず1つは法的な対応の為のポップアップ。アダルトコンテンツなどを閲覧する際に出る年齢確認のものなどが対象となります。これは法律上決められていることですし、正しく使用している場合評価を下げられることはありません。
続いて、コンテンツ公開をしていないものへのログインポップアップ。これはインデックスがされないようなコンテンツで、メールだったり購読者専用だったり、特定のパスワードなどでログインを求めるためのポップアップです。
最後が妥当な大きさのポップアップ。妥当な大きさというのがどれくらいのものかというと、画面を覆わずコンテンツが見える程度…こちらのサイトで出ているようなChromeやSafariに出てくるアプリインストールくらいの大きさ、ということです。確かにこれならコンテンツは見えますね。
個人の好みはあるとはいえ、インタースティシャルはユーザーの体験を損ねます。アプリの購入を迫るものでなくても、邪魔なものは邪魔!ということです。今後インタースティシャルの使い方は慎重になる必要がありそうです。
いかがでしたでしょうか?このように、モバイル検索もより使いやすくなるようGoogleは様々な行動を起こしています。より使いやすいサイト作りはパソコンだけでなく、スマホサイトでも行う必要があります。
スマホで検索をした際は、ぜひ検索結果を見てみてくださいね。