Googleの検索は日々進化を遂げていますが、検索の画面や機能も日々進化していることを皆さんはご存じでしょうか?
画面での見え方がマイナーチェンジしていたり、機能が減ってみたり増えてみたり…。大きな変化ならGoogleがお知らせをしてくれるのですが、実は知らない間に変わっていた!?なんてものもあります。
今回はそんなGoogleのチェンジの中でもSEOに関わってくることを一つ紹介して、それに伴った便利なコマンドを紹介しようと思います。
実は変わっていたインデックス検索
Googleにインデックスされているかどうかを調べるinfo:と、キャッシュされているかを調べるcache:ですが、ウェブマスターなら一度はやったことがありますよね。サイトがインデックスされているかどうかを調べるため検索窓に「info:ドメイン」を打ち込むと、Googleがそのドメインをインデックスしているかどうかを調べることが出来ます。そうすると…
こんな感じですね。しかしこれ、実はちょっと前までの画面なんです。
今この検索をすると…
おやおや、インデックスされているかどうかはわかりますが、その下にあった情報の開示が、な、な…
なくなってる~!
そうなんです。実はちょっと前からこの情報が見えなくなっていたのです。正確にはここから確認することができなくなった、というだけで、キャッシュ情報などは今まで通り「cache:」を使用することで確認することが出来ます。
今までここから情報を一緒に確認していたので、いきなりこの情報が消えちゃうとびっくりしちゃいますよね。何か私のサイトに問題でもあったのか!?と思いますが、大丈夫ですよ、Googleの仕様です。
便利なGoogle検索のコマンド
info:検索が知らないうちにチェンジしていましたが、Googleはこの他にも便利なコマンドを作ってくれています。それが「site:」です。
このsite:は、一緒に打ち込んだドメインのページをGoogleがどれだけ認識してインデックスしているかの一覧を見ることができるコマンドです。サイトのどのページがインデックスされているのか調べる時に使えます。
SEO女子のこのサイトは打ち込んでみるとこんな感じ!
あれっ、思ったよりもページ数が少ないぞ!?
赤枠で囲った部分が実際Googleが認識しているページ数。この数が実際のページと違ってあれ?と思った場合はサイトのどこかのページがインデックスされていないということになります。私もあれ!?と思ったので調べてみたら……。
単純に記事の数が少ないだけでした。
というわけで、この数値なら問題ない、このまま更新を続けよう!となるわけです。
また、このsite:ですが、キーワードをくっつけるとGoogleが「そのキーワードに関連のあるページだ」と認識しているページ数を調べることができます。
例えばこのサイトだと「SEO」というキーワードでどれだけのページが認識されているかというと。
わーい!殆どのページがSEOに関連があると認識されているようですね!
このように、自分が狙っているキーワードでGoogleはちゃんと認識してくれているのか、調べることが出来ます。
Googleは日々進化をしていっていますが、こういう細かなところまで変更が入るのですね。みなさんも一度サイトを検索し直してみてはいかがでしょうか?