私は根っからの(?)Androidユーザーなのであまり詳しくないのですが、Appleが提供しているiPhoneには「Siri」という音声検索が存在します。この音声検索、時に検索エンジンから情報を提供してくれるのですが、その検索結果を返すエンジンが変わったとのことです。
今まではMicrosoftが提供するBing検索を使っていたようですが、どうやらGoogle検索に切り替わったらしいのです。
そもそも「Siri」って?
iPhoneユーザーの方からしたら今更何を…という感じですが、私は!Androidユーザーなんです!これがOSが違うだけで意外と機能を知らないものです。
そこで今回ちょっとだけSiriについて調べてみました!
音声を使ってスマホの使い勝手を良くしてくれるのがこの音声アシスタント機能です。こちらが聞きたいことを音声で問いかけると、それに見合った答えを表示、作動してくれます。
例えばiPhoneの中の情報を検索する、電話をかけてくれる、アラームをセットしてくれる、アプリを開いてくれる…等など。
「Hey、Siri」と話しかけてから、もしくはホームボタン長押しでSiriは発動します。その後お願いしたいことや質問したいことを話しかけると、動作してくれるわけです。
「Hey、Siri。明日の10時にアラームをかけて」
「OK、Google」と同じですね。恥ずかしい気がしてなりません。私だけだろうか…。
「Siri」がGoogleを使うということ
このSiriですが、もちろんネット上で検索をすることも出来ます。その時に、デフォルトで設定されていた検索エンジンは「Bing」だったのですが、2017年9月にその検索エンジンが「Google」に変更になったのでした。
今回の変更ではiPhoneだけでなく、Macなどで使われているSpotlightの検索などもGoogleに変わったそうです。その理由は「不明」とのことですが、今までMacやiPhoneで使われているウェブ検索「Safari」はGoogle検索をデフォルトで使っているため、これに一貫性を出すためではないか?とも言われています。また、どうやら契約やら云々、お金の匂いもするとかしないとか…?
結局のところ理由はわからないのですが、使用する側としてはちょっと大きな変化だったりしますよね。
実際、この検索がGoogleになることでどうなるのでしょうか?
まず、検索結果などは全てGoogleの検索結果と同じ結果が表示されます。これはもちろんですよね。ということは、広告やナレッジグラフで最適化された情報が表示されるということです。使用者はもちろんですが、サイトオーナーとしても今までは見込めなかった「iPhone Siri」からの流入、なんてものも出てくるわけです。
Googleで上位に表示されていれば、Siriにも選んでもらえて表示されるかも?
Siriは画像検索はGoogleではなくBing検索を使用するそうです。Bingの画像検索はどうやら定評のようです。これは納得。そしてさらに面白いことに、動画検索は直接YouTubeが表示されるとか。これは何故だ…。
この変更はすでに実施されているようですが、iPhoneユーザーの方、使い心地などはいかがでしょうか?