今、SEO業界(?)では話題となっているアップデートがあります。それが「フレッドアップデート」です!
「フレッド」というのは…魚の名前だそうです。
なぜ魚?
その疑問も含めてこのアップデートを紐解いてみましょう!
今回の順位変動について
実は3月8日辺りからGoogleの検索結果が大きく変動をしていました。いつもは見られない動きをしていたため、この変動は何だ!?と話題になっていたのですが、実はGoogleのアルゴリズムがアップデートしていたということが判明しました。
この変動、色々な条件下にあるサイトに影響が及んでいました。それもそのはず、なんといろんなアルゴリズムが更新されていたからです!
といっても、特別な更新が行われていたわけではなく、日々検索結果を良いものにするためにアルゴリズムを良くしていく…つまり定期的なアルゴリズムの変更だったんですね。
その定期的な更新に、今回の変動が起こったのでした。このアップデートで更新されたアルゴリズムに引っかかるサイトが変動をしていたのです。
ではなぜ魚アップデートなのか。
これにはとっても面白い経緯があるので紹介します。
Google内でも検索関連のお知らせを担当されているゲイリーさん。ゲイリーさんはいつもGoogleの検索順位に関わることをお知らせしてくれるのですが、どうやらその時長期休暇中でバカンスにいらしたとか。
いいですね!バカンス!そんなバカンスで彼はダイビングを楽しんでいるそうです。海の中で見つけた魚、全てを「フレッド」と名付けて遊ぶのが彼の中で大ブームになっているらしいのですが…そんな時に海外の有名ブロガーさんとあるTwitterをやり取りしました。
ブロガーさん:これに名前つける?🐟
ゲイリーさん:いいね、じゃあ今から名前がついていない全てのアップデートをフレッドって呼ぼう
てな具合です。これから始まり、「フレッドアップデート」なのですね。
よって、これは名前のつけられたペンギンアップデートやパンダアップデートではなく、名前もつけられていないような日常的なアップデートのことを指し示しているのです。
今回のターゲット
日常的なアップデートの一つとはいえ、どのようなアルゴリズムの更新かによってある程度そのターゲットは絞られます。もちろんひとつのアップデートだけでなく様々なアップデートが行われているため色々なサイトが対象にはなっているのですが、今回顕著にターゲットとなったのは「広告を大量に設置しているサイト」のようでした。
海外のメディアが今回のアップデートで大きく影響を受けたサイトを調査した結果、下記のような傾向が見られたそうです。
- 大量のコンテンツを載せているサイト
- 広告を過度に掲載しているサイト
所謂、「広告で収入を得るために運営されているサイト」というのが影響を受けていたようです。
あくまでも見解であり、Googleの公式発表では無いということは注意してくださいね!
しかし、実際に影響を受けているサイトがあるのであれば対策をしておいて損はありません。それに、広告ばかりのサイトでは「ユーザーのため」にならないのは明白です。これを機に対策しておくといいかもしれませんね!
対策方法はやはり、広告掲載を適度な数まで減らすということです。ユーザーのためにも、広告だけでなく必要なコンテンツを入れてあげたいですよね。
今後の対策
今回は広告掲載に関するサイトが大きく影響を受けていましたが、Googleは常にアルゴリズムを良いものにしようと更新を続けています。今回当てはまらないからといってサイトが安全かと言えばそうではありません。
Googleの根本である「ユーザーのために」という部分は変わりがないので、常にユーザーのためになるサイトづくりを心がけておきたいものです。
Googleのアップデートは色々なものがあります。今回のようなものだけでなく、過去にはもっと大きく特別なアップデートもあありました。このSEO女子サイトでも取り上げているので、ぜひ読んでみてくださいね!
アップデート色々!