フッターは別枠コンテンツ!

サイトコンテンツにおけるフッターというのはどのようなものかご存知でしょうか? 最近Googleが、フッターコンテンツは本コンテンツと別物として扱っている公表したそうです。これは長い間SEO対策に置いて議論をされてきた部分でもあったのですが、これで一段落をした事になります。

では、フッターとはそもそも何でしょうか?
長らくコラムの方で色々取り上げていたので、今回は私が一人でフッターコンテンツと本コンテンツの在り方について少し考えてみます。

フッターコンテンツとは

そもそもフッターというのは、「ページの下部に設けられた定型情報を記載する部分」です。例えばワープロで言えばページ番号が右下につくと思いますが、あれがフッターになります。
Webページで言えば、サイトの一番下に設置されていて、サイト内のいろんなページヘのリンクが繋がった簡易メニューだったり、問い合わせや著作権表示などが記されている部分を指します。大抵のサイトではフッターは全ページに共通で付いているのが普通です。
このサイトであれば下記の部分がフッターになります。

フッター画像

うちのサイトでは、

  • TOPページヘのリンク
  • お問い合わせ
  • 著作権表示

が表示されていますね。実際に見たい方はこの記事をずーーーっとスクロールしてもう行けない!って所まで下へ行ってもらえれば見ることが出来ます。

このフッターはどのような役割があるかというと、そのページを一番最後まで読んでくれたユーザーの次の行動の手助けになります。
ユーザーは記事を読み終わるとその後何らかのアクションを起こします。
例えば、スクロールをして一番上へ戻り、もう一回読みなおしたりとか、サイトの他のページヘ行って違う記事を読んだりとか、もちろんそのページを閉じてしまう、というのもアクションの一つです。
フッターを作成することにより、この次のアクションというものを誘導することが出来たりします。
とはいえ確実にできるわけではありません。あくまでも可能性の話です。
だって、人間ですもの、思い通りには動いてくれません(笑)

フッターで出来ること

フッターを使ってユーザーの次の行動を誘導してみましょう。
まずはお問い合わせページヘリンクをする。
お問い合わせがあることで、「この記事のここ気になったんだよな~ちょっと質問してみるか!」っていうユーザーさんからお便りを貰うことが出来ます。
ではページの上へ戻るリンクを付けてみましょう。
一番下までスクロールした人は案外上まで戻るのが面倒だったりします。下へ降りる時は読みながらなので苦にならないですが、上がる時はただひたすらマウスと葛藤ですからね(キーボード使う人いたらすみません)
しかし上へ戻るリンクがアレばポチッと押すだけで戻ってくれます。楽だ!
他にも、別の内部ページヘのリンクを貼ってみましょう。
目についたリンクのタイトルが面白そうだったり、記事を読んだ後に必要な情報があるようならばユーザーはクリックをして見に行ってくれるかもしれません。

フッターは決められたものではありませんので、サイトを作る時に自由に決める事が出来ます。
もちろん上記で上げた例だけでなくもっと自由にコンテンツを入れることが出来ます。このサイトの中身を見てくれた人にどんな行動を取って欲しいかを考えながらフッターコンテンツを作成したいですね。

本コンテンツとの分離

フッターの重要性が分かったかと思いますが、このフッター、サイト内では同じものを使い回すので全ページに同じフッターが表示されるようにされているのが殆どです。
そうなると気になるのが、ページごとの重複です。
フッターに入れた文章が全部のページに表示されるわけですから、これって重複じゃない?やばくない?
しかし、大丈夫なんです!今回Googleは、フッターはペナルティの対象として含まないとフォーラムで公言をしたそうです。この公言こそがまさにこの答えなんです。
Googleも、フッターはユーザーの利便性を考えて作られた全ページ共通のコンテンツだとしっかりと認識をしてくれています。そのため、全ページのフッターから同じリンクがたくさん発リンクされていても、「これはフッターだから大丈夫!」と認識してくれるのです。

しかし、言い換えればどれだけフッターに良いコンテンツを入れても、それは「フッターとしか扱われない」ということです。
例えば、質のいいコンテンツをフッターに入れ、オススメのサイトをフッターからリンクしても、Googleは重要なコンテンツだと認識をしてくれないのです。
フッターに手をかけるよりも、ページのメインである本コンテンツに質の良いコンテンツを入れてあげるようにしましょう!
フッターはあくまでもユーザーに向けて設置する便利ツール。ユーザーに本当に伝えたいコンテンツではありません。
ユーザーに本当に読んで欲しい部分はフッターじゃなくて、記事自体ですよね。

Googleも同じで、フッターよりもメインの記事を評価したがっています。
ですから、本コンテンツの記事をより良い物にしていくことが、ユーザーのためにもSEOの為にも効果的です。
フッターはあくまでも便利ツールであるとして、こだわり過ぎないようにしましょう。

もちろん、これはフッターを手抜きしていい、というわけではありません!
ユーザーも、フッターが便利な方がサイトの中も見て回りやすいというやつです。
コンテンツ作成はどこにどれくらいの重きを置くかという割合を考えながら設計しないといけないかもしれません。

今回少し真面目にフッターコンテンツについて考えてみました!いや、いつもの記事だって真面目ですけどね?(笑)

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