Google Analyticsを使う皆さんにお伝えしたい、素晴らしい情報が飛び込んできました!
なんと、自動クロスデバイストラッキング機能が登場したとのことです!
え?なにそれ?
うんうん、わかります。
私もなりました。
ということで、今回はクロスデバイストラッキングというものについて初心者向けに解説をしてみましょう!
クロスデバイスとは?
今回話題になっているのは、元々Google Analyticsに搭載されていたクロスデバイスレポートというものが、ややこしい設定をしなくても自動で取得できるようになるから超便利!というものです。
では、そのクロスデバイスってなんなのでしょうか?
Google Analytics(以下GA)は、何人のユーザーがサイトを見たのか、という情報を保有しています。しかし、ここで言うユーザーは本当に人ではなく、ブラウザやデバイスを基準にしています。
例えば、Aさんが毎日使っているブラウザが持ち歩いているスマホのChromeアプリだとすると、その「スマホのChromeアプリ」のブラウザに固有のIDが振られます。
それを1ユーザーとよんでいるのです。
そのため、Aさんが今度はPCからブラウザでサイトを見た時に、それは「スマホのChromeアプリ」ではないため、「PCのChrome」ブラウザという別のユーザーになってしまうのです。
そう、同じAさんなのに別ユーザー扱いになってしまうのです!
これでは本当の意味でユーザーを特定することができません。
そこで開発されたのがクロスデバイストラッキング。
こればデバイスではなく、Aさんに特定のIDを発行することで、ブラウザが変わっても大丈夫!という仕組みです。
しかし!
Web上で人を判断するというのはかなり難しいので、そこは「ログインをして会員IDを振り分ける」といった方法で特定のIDを発行していました。
そのログインしている上体をGAに送ることで、複数のデバイスを跨いでも「このIDを発行されてるのはAさんだ!」とGAが認識することが出来るのです。
となると、このクロスデバイストラッキングが使えるのはサイトに会員登録などを設ける事が出来るサイトのみ、しかもログインしている状態という限られたサイトだけでした。
私のサイトは会員制じゃないのでもちろんクロスデバイストラッキングは使えません。
自動クロスデバイストラッキングなら?
しかし、今回発表された新機能「自動クロスデバイストラッキング」なら、私のサイトでもこのクロスデバイストラッキングが……使えるんです!!
これ、すごくないですか?
今まではログイン、といった一手間が必要だったのに、なんと今回からGA上での設定をするだけで自動でAさんを判定してくれるのです。
どうやってるの!?わかりません!教えてGA先生!
(教えてくれるわけがない!)
この自動クロスデバイストラッキングは簡単に設定をすることができます。
ただ、まだ全部のユーザーに開放されているわけではないようですので、私のGAでは使えませんでした……。
設定方法に関しては、また使えるようになってから追記をしようと思います!