スマホをお持ちの皆さんはどの端末をお使いでしょうか?
端末というと色々ありますが、殆どの端末にはOSという基本ソフトが搭載され、そのOSの違いで性能に違いが出てきます。有名OSといえばやはりiOS(Apple製)、Android(Google製)辺りでしょうか?
ちなみに私はホーム画面カスタマイズの自由度からAndroid端末を愛用しています。便利なアプリがあるんですよ、これが。
そう、スマホでは様々なアプリをインストールし、それで操作を行っています。アプリは誰でも作ったり販売、配信をすることが出来るので、今では大切な市場になっています。(もちろん簡単には出来ませんよw)
アプリを作ったからには自分のアプリをインストールしてもらいたい!更には使ってもらって流入や購入、売上につなげたい!!と思いますよね?
そんなアプリをより多くの人に見てもらえる方法をGoogleは検索結果に導入をしているのです。それが今回取り上げる「App Indexing」です!
App Indexingとは?
App Indexing(アップ・インデクシング)と呼ばれるこの技術は簡単にいえばGoogleの検索結果にWebページに関連付けられたアプリを表示させ、さらには直接アプリを起動orインストール出来る画面へ飛ばすことが出来るシステムです。
どのようなものかお見せしたいのですが、現在とある事情による影響なのか検索結果をお見せできないんです…。とある事情、というのは後述しますね。
Webサイトとアプリ内に同様のコンテンツがある場合に限られるようですが、特殊なリンクを埋め込んでおくことで、検索結果から直接アプリ内のコンテンツへと移動することが出来ます。
もちろん、アプリをインストールしている場合に限ります。もしインストールをしていない場合はインストールボタンが表示されるようです。
このことにより、検索しているユーザーは検索結果から直接アプリを呼び出し開くことが出来ます。もしアプリからではなくネットを経由して見たい場合は専用のリンクもあるのでそちらを開けばOK!これはスマホならではの連携技ですね。
App Indexingのメリット
App Indexingを実装するとどんなメリットがあるのでしょうか?
せっかく作ったアプリもインストールはしてもらえるものの検索から来たユーザーはわざわざアプリを開かずWebページを見ます。何故か?それは簡単だからです。ワンクリックリンクを押すだけで欲しい情報が手に入るからです。ではこの「ワンクリック」でアプリを開ければ…アプリの使用率がグンと伸びることが期待できますよね!
また、検索結果にアプリのインストールリンクがあることで、「このサイトってアプリあったんだ!知らなかった!インストールしよ~」というように、インストール数を増加することが出来るかもしれません。
アプリを使いたいユーザー、ネットを使いたいユーザー、どちらの誘導も出来るのがApp Indexingなのです。
の使い方
App Indexingを実装するためには2つのリンクが必要になります。そのリンクがディープリンクと呼ばれるリンクで、クリックすることでアプリを起動させることが出来るシステムのことです。アプリ側から対応しているWebページへと繋がるディープリンクを設置、アプリとサイトを連携させます。
もちろんサイト側からもアプリを開かせるディープリンクを仕込みます。
詳しい設置方法はGoogleの公式が解説をしてくれていますので、任せましょう。(けしてサボったわけではないぞ!)
App IndexingとSEO
実はApp Indexing、検索結果の順位を決めるランキング要因の一つなんです。それぞれのOSでアプリ連動をさせている場合は、ちょっと順位に影響がありました。
しかし!iOSの仕様変更により、iOS端末でApp Indexingが使えなくなってしまったのです!
その結果、GoogleはiOS端末に関してのApp Indexingサポートを停止しました。先程言っていたとある事情というのはこのことなんです。
今まではアプリアイコンなどが検索結果に表示されていましたが、表示されなくなっています。(Android端末ではサポートされてるはずなのですが、何故か見えない…何でだろうか…。)
これにより、iOS端末に限りランキング要因でなくなってしまったようです。
しかし、今でもiOSで検索結果を見ると、直接アプリを開くことができるそうです。…というのも、これはAppleが提供している機能の影響のようですね。
さて、とっても便利なApp Indexingですが、iOSの件もあり今後はどのような対応が取られるのでしょうか?アプリでの展開を行っている人にとっては注目したい情報となりそうです。