AMPについて書いてみました!

ずっと気にはなっていたのですが如何せん理解が追いついておらず記事に出来なかった、AMPをついに取り上げてみようと思います。
SEO…というよりは技術開発的なお話に近いのではないでしょうか…?サイト作成をする人にとっては面白い内容ではありそうですが、現状サイト作成の知識に芳しくないつじさんはちんぷんかんぷんの部分が多いです(笑)

あんぷって?

10月頭にGoogleが公開した、モバイル(スマホ)ウェブ用のプロジェクトです。
このプロジェクトの正式名称は「Accelerated Mobile Pages (アクセラレイティッド・モバイル・ページ)」と呼ばれ、頭文字を取って「AMP(アンプ)」と呼ばれます。プロジェクトを立ち上げて何をしたかというと…めっっっっっちゃ高速でページが表示される仕組みを作ろう!ということのようです。
本来であればプロジェクト全体を指すこの言葉ですが、プロジェクトが生み出した技術自体を「AMP」と呼ぶことが多くなりそうですね。
Googleはまだ検索結果でAMPを使用したページの読み込み等は行っていませんが、早ければ2016年には実装されるようです。今はデモページがこんな感じで公開されています。

AMPデモ

Googleは使用者が多くなってきたスマホの検索利用者をとっても大事にしています。
今回の取り組みもその1つなのでしょう。モバイル(スマホ)からの検索を楽に、早く、使いやすくしたいというGoogleの気持ちがとっても伝わるシステムです。

どれくらい早いの?

めっっっちゃ早いってどれくらい?
って思われると思うので、実際に体感していただくのが一番かと。今は普通の検索では対応していないので、Googleさんが用意してくれたデモ検索を使ってみると体感が出来ます。ただ、日本語圏内ではこのデモ、使えないようです。
残念…

それでも体感してみたいんだ…!と言う方はとっても有名なこちらのブログで紹介されているデモを体験してみてください。私にはこういうのを実装する力ないので他力本願です。
個人的には「ocean」がおすすめ。
めっちゃ早いです。瞬速。

公式サイトでは動画も紹介されているので見てみてください。

実際何するのか

ではAMPって何をしたのか、というお話。
ただ、ページの表示速度を早めようと思ったら各家庭のネット回線だったり、Wi-Fiだったりの通信速度を上げれば良いのですが、各々事情があってそんなこと出来ません。通信速度を上げるためにいくらかかると思ってるんですが!
そこで、そういう次元じゃなくてサイトの構造ごと新しい物を作って、素早く表示できるシステムを作っちゃおう!というのがAMPが行っていることです。
今までサイトを作成する時に使用するHTMLから仕様を変えて、それにしたがって作られたサイトは検索結果からの表示速度がすんげー早くなります。

検索結果がAMPを実装したサイトを読み取る、という実装はまだですが、どのようなHTMLを使用するかはすでに公開されており、大手の企業なんかは準備を始めているようです。個人サイトさんでも早いところは実装してみた!なんて方も…!

大きな違いとして少し挙げてみます。
まず、今までのHTMLとは違いJavaScriptが指定のものしか読み込めません。CSSも外部ファイルを読み込むことが出来ません。
タグも禁止されるものが多く、HTMLソース自体をかなり削ぎ落とした内容のようです。

それにしてもHTMLの宣言に絵文字が使われているのがなんとも…可愛い…(笑)

<html ⚡ lang=”ja”>

この部分は「amp」という表記でもいいそうです。代替案がありましたね。
他にもどのように実装したらいいかを詳しく公開しているサイトさんは数多くあるので、興味がある方は見てみて損はないと思います。
今のところ想定されているのはニュースサイトなどで、装飾があまりなされていないサイトの方が実装しやすそうです。

このサイトでもどこか機会があればAMP対応記事でもやってみたいですね…。べ、勉強あるのみかぁ…はは…。

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